開口部や天井の高さの変更は難しい
賃貸オフィスは一般的にスケルトンになっているため、入居するときに工事をして自由に設計できます。電気配線や部屋の間切りなどについては自由に決められますが、自由度がない部分もあるので気を付けましょう。典型的なのは開口部と天井の高さです。賃貸オフィスでは基本的に窓の大きさや場所、位置などを変更することはできません。一面をガラス張りに変更したいと思っても基本的に認められないので注意しましょう。また、天井の高さについても上げることはできません。天井の工事をして低くすることは可能ですが、設備の固定などの特別な場合を除くと特に天井を低くする意味はないでしょう。天井が高い方が圧迫感がないのが魅力ですが、後から変更できない点なので必ず内見をして確認しましょう。
デッドスペースがしばしばある
賃貸オフィスを借りるときにはデッドスペースができる場合が多いので気を付けましょう。延床面積が広かったとしても使えない場所が広いと、全体として狭いオフィスになってしまいます。部屋の四隅、ドアや柱の周辺などが典型例として挙げられます。部屋の隅にあるデッドスペースには棚を置いて、収納として活用できる場合もありますが、全体のデザインと調和しないから置きたくないという場合もあるでしょう。デッドスペースに分煙機を設置して喫煙ルームにするというアイデアもあります。デッドスペースを壁として埋めてしまいたいと思っても、できないのが一般的です。デッドスペースの有効な活用方法については、よく検討しておくようにしましょう。
中央区で賃貸オフィスを借りたい場合は、日本橋や銀座、築地といった3つのエリアを中心に絞るのが、最適な選択肢です。人気が高いエリアのため、家賃等は高くなる反面、条件の良い物件が多数見つかります。
